どうも、もぴちゃんです。
一年前に下書きに入れて、公開せずにとってあった記事を公開する時が来ました。
名探偵コナン緋色の弾丸、金曜ロードショーでの放送が決まりましたね！
ノーカットだそうなのですべてのシーンを楽しめるはずです。
はじめに
こちらの記事はもぴちゃんが2021年に映画館にて「名探偵コナン 緋色の弾丸」を見て
この魅力を伝えたい！でもみんなにどうやったら伝わるかな…と
正直これがとっつきにくいんやろな～というところを簡潔に書きまとめた記事です。
金曜ロードショーでこれをやるときにみんなが見てくれたらな～と思って書いてたんですけど、放送予定が決まったので完成させました！
この映画は2020年、つまり東京オリンピックが開催される年に公開を予定していました。
実際は映画の公開も東京オリンピックも1年延期されましたが、2020年、オリンピックイヤーにふさわしい、オリンピック(とは言ってないけど世界最大ののスポーツの祭典的な言葉使ってます)が絡んだ事件です。
こちらが公式の予告動画です。
冒頭の「悪ぃ、待たせちまったな」は、公開が一年延期された後の予告にのみ入っているセリフなんですけど、本編では全く使われていなくて。
そんな、、、！１年待ったけど、そんな、、、！(語彙力)ってなってうるっとしました(ちょろい)
この声女性が出してると思うとイケメンすぎて惚れる(黙る)
東京事変の曲も良すぎるのでぜひ聞いてください。
あらすじ
舞台は、世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」の記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。
その開会式にあわせて、日本の技術を総集結した、最高時速1,000kmを誇る世界初「真空超電導リニア」が新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に開通することが発表された。世界の注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で突如事件が発生し、企業のトップが相次いで拉致されてしまう異常事態に。
その裏には事件を監視する赤井秀一の姿、そして赤井からの指令を待つFBIの姿があった。コナンの推理により、15年前にアメリカのボストンで起きた忌まわしきWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がり、当時の事件もFBIの管轄だったことが判明する。
果たしてこれは偶然なのか？ 世界中から大勢の人々が集まる日本で、いったい何が起ころうとしているのか？
赤井ファミリーって？
今回のキーになる赤井ファミリー
簡単に紹介しておきます。
初心者が最近コナンにとっつきにくいのってこの辺が複雑だからだと思うんですよね。登場人物もめちゃくちゃ増えるし、初回登場時は犯人候補Aみたいな出てきかたするのに、のちに重要な人になってたりとか。
なのでポイントだけ抑えておけばこの映画は楽しめるよ！というところだけ。
赤井秀一(あかい しゅういち)
彼が初登場したのは、原作だと29巻。当初は謎めいた「敵か味方かわからない」存在だったが、34～35巻で描かれた工藤新一＆毛利蘭の過去編で、FBI捜査官であることが明かされます。
その後、巻を追うごとに彼の詳細が描かれ、「黒の組織に潜入していたが、想い人（灰原の姉である宮野明美）を黒の組織のジンに殺された」「射撃の名手で、頭脳明晰」「現在は正体を隠し、阿笠博士の隣人である大学院生、沖矢昴に変装」「コナンと多くの事件に遭遇する中で信頼関係を築き、現在は良き理解者であり頼れる仲間に」といった掘り下げられていきます。
ちなみに、劇場版では第18作『異次元の狙撃手』、第20作『純黒の悪夢』などで活躍。『異次元の狙撃手』では沖矢昴の正体が赤井秀一であることが示唆され、ファンに衝撃を与えました。(それまで赤井は現実の時の流れで数年間、コミックでいうと何巻分？ずっと死んだものと思われていました。)
読者も同僚も敵も死んだと思っていたし、作者とコナンとコナンの両親と赤井秀一本人しか、生きていることを知らなかったんですよ。
『緋色の弾丸』では、FBIの過去に関わる事件が展開。(アメリカで昔あった事件がキーになるのでね！)赤井も動くことになります。
ちなみにこの映画時点ではFBIの同僚たちも生きていることを知っていますが、周りに生きていることを隠すために一緒に行動、捜査することは基本ありません。
この記事でもちらっと触れているので読んでない方、忘れちゃった方はぜひ！
赤井ファミリーについて
『緋色の弾丸』の大きな見どころが、赤井秀一を長男とする「赤井ファミリー」が勢ぞろいすること。
この一家の家族構成は、父:赤井務武(あかい つとむ) 母：メアリー世良 長男：赤井秀一 次男：羽田秀吉 長女：世良真澄となっています。
務武に関してはすでに亡くなっており(一部ではまだ生きてる説もあるんですよまだ謎です)、イギリスの秘密諜報機関MI6のメンバーでした（メアリーも同様）。
この家族についてはまだ謎も多いんですが、判明している部分を紹介します。
メアリー世良(めありー せら)
赤井秀一、羽田秀吉、世良真澄の母
MI6に所属中のメアリーはコナン同様に身体が小さくなっている。
世良は旧姓で、現在は真澄とホテル暮らしをしている。
10年前の事件時にはまだ大人の姿でした。
羽田秀吉(はねだ しゅうきち)
羽田秀吉は将棋のプロ棋士で、交通課の由美さん(ミニパトのお姉さん)の彼氏
由美さんの前ではでれでれしてるけど、プロ棋士なので、めちゃくちゃ頭がよくて記憶力もえげつないです。
ちなみに苗字が羽田なのは養子に行ったからです。
世良真澄(せら ますみ)
世良真澄は一人称は僕だけど、蘭や園子と同じクラスの女子高生。
バイクに乗れます。
推理力は新一や平次には劣るけど、ジークンドーができて蘭と対等に闘えるくらい強いです(こんなバカ強い女の子二人もいるクラスとか男子死ぬほど弱そう（笑）)
コナン＝新一を確信しているけど、本人の口から聞くまで待っているような様子。
両者の攻防も見どころです…！
ちなみに、赤井の生存を知っているのは羽田秀吉のみの模様。
そのため、家族といっても全員がお互いの現状を把握しているわけではないのです。赤井ファミリーが集結するのは非常にレアでファンにとっては胸アツでした、、、！
赤井秀一が生きているのを知ってるのに、次男秀吉は妹真澄とも普通に会うんです。ぼろがでないのがすごい。
母メアリーが小さくなっていることは兄二人は知らず。会わないようにしているそうです。
ちなみに母メアリーと妹真澄が世良を名乗っているのは、父が巻き込まれた事件関連で「赤井」を名乗り続けるのが危険だと感じたから、と推察されています。
基本的にはみんな味方です。が、それぞれ依頼されていることや任務が異なると対立もします。(なんせ家族って知らないで会ってたりするからね)
よし、次いくよ～
FBI捜査官
非公式で長期休暇で日本に滞在中という名目で日本で黒の組織を追っているFBI捜査官は赤井を除くと3人
ジョディ・スターリング
両親を黒の組織のメンバーであるベルモットに殺され、証人保護プログラムを適用後(名前を変えるやつ！)、亡き父の遺志を継いでFBI捜査官になった人物。
一時期は帝丹高校の英語教師を務めており、その縁でコナンや蘭とも知り合いになる。赤井秀一の元恋人でもある。
アンドレ・キャメル
赤井の部下であり、運転技術に長けている。かつて赤井と共に黒の組織を追っていた際にミスを犯してしまい、そのリベンジに燃えている。
赤井が生きていることをFBIが知ったときもすごいドラテクを披露していて、今回の映画でもドラテクが披露されます。
彼らを束ねるのが、リーダーであるジェイムズ・ブラック。
観察眼に長けた冷静な人物。
この3人は「日本での長期休暇中」という体で、黒の組織を追っている。
コナン(新一)、蘭、灰原との関係性
ココを知っておくとさらに楽しめるかなと思って書いておきます。
コナン(新一)と蘭
みんなが知っている「幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地に…」ってやつ。
もう幼馴染じゃないんです、、、カノジョなんですよ。
片方は超絶遠距離恋愛気分なのに片方は同棲気分味わってる謎距離恋愛、、、
これ知ってると電話のシーンとかちょっと楽しみ方変わるかも。
保育園の時に知り合ってそれから13-4年くらい一緒にいるのに、おまえら！！初心(うぶ)かよ！？！？可愛すぎんか！？！？ってなるから（笑）
見てるこっちが恥ずかしいやつです(え)
コナンと灰原
また、『緋色の弾丸』ではコナンと灰原の連携プレーもめちゃくちゃしっかり描かれています！尊くて窒息しそうだったニヤニヤ止まらなかったです。
かつてはコナンに対し恋心に近いものを抱いていた灰原。現在は良き理解者へと変化した様子です(とはいえ好きだとは思う)(一生かなわない恋してる感じがまたたまらん)
その辺りを汲んだストーリーが展開するため、バディ感あふれるシーンの背景にあるふたりの歩みをおさらいしておくと、より楽しめると思います。
最初はお互いあんなに敵視して距離もあったのに、もはや欠かせない相棒、信頼しきっているし、コナンが灰原に頼みごとをして、頼み方が多少雑でも「人使い荒いんだから(うれしそう)」って感じです(は？)
この二人の関係についてもこちらの記事でちょろっと触れているのでぜひ
灰原と蘭
灰原が嫉妬に近い感情を抱いていたため、当初はあまり良好な関係に無かったです。灰原→蘭の呼び方も彼女、とか探偵事務所のあの子、とか。
ですが蘭のまっすぐさが灰原の心を溶かし（コミックス31巻）、現在はわだかまりなく接せています。普段は会話のシーンはさほど多くないんですが、本作では蘭と灰原のやりとりも密に描かれ、ファン的にはめちゃくちゃ感慨深いです。
好きな人の彼女にこんな風に接する自信ねえ～って毎回思います（笑）
ちなみに、本人に向かってではなくコナンとの会話で蘭のことを「蘭姉ちゃん」と言っています(呼んだというよりコナンのいつもの呼び方を引用したような感じだったけど個人的にはニヤニヤしました（笑）)
緋色の不在証明
緋色の弾丸に先駆けて公開された映画、緋色の不在証明。
この映画では、コミックスやアニメをリアルタイムで追っていた時は、何年も伏線まみれの状態で、数年ぶりに回収されて、えええ！ってなったりした重要回が、ぎゅっと２時間にまとめられています。
わたしのはてぶろで文字で読むより全然わかりやすい。
ただこれを見れるところがなくって、、、って書いてたんですが、さっきRちゃんにいまならアマプラで見れるよ、、と教えてもらいました！確認したら見れた！
金曜ロードショー見ようかなと思ってくれているそこのあなた！わかる気がするけど、おさらいしておこうかなっていうそこのあなた！ぜひ。
個人的見どころ
これはもう独断と偏見です。
誰が何と言おうと、私がよいと思った見どころをいくつか挙げていきます。
まずはコナンと灰原の圧倒的相棒感
これほんとうにえげつないです。
ここ数年の作品は、結構バディ感強めで、毎年毎年絡みのシーンを楽しみにしているんですけど、今回は特に盛りだくさんで尊すぎて窒息するかと思いました。
お互いに、相手ならできる、と信頼して行動するところ。お互いの知識や技量を補填しあって支えあうところ。二人とも蘭の前では子供ぶるのに、二人になったら素の会話で、めちゃくちゃにやける。
灰原の立場になると、こんなそばに同じ境遇の人がいて、自分が怖いものからいつも守ってくれて、頼りになるのに自分のことも頼ってくれる人がいたら好きになる以外の選択肢ありませんよね？？
普通にこれはすきになるなというほうが鬼
園子が過去一いいやつ
普段からいい子なんですけど、パーティーで子供たちのわがままを叱ったり、
目上の人に話しかけるときに「お時間よろしいですか？」って聞けてたり、
博士のダジャレクイズの時も大人な対応を見せるし、子どもたちの引率も引き受けるし、本当にいい子！
蘭との会話の中で「今日もタピる？」って会話があったり(さりげないので探してみてね！)スリットの入ったフレアパンツをはいてたり、2020年を生きてる若い子って感じも強かったです。昔の映画とかすんごい恰好してるもんなあ（笑）
リモート会議（笑）
この言葉が正しいかわからないけど、被害者が誘拐されたときに車で追う沖矢(赤井)、スケボーで追いかけるコナン、空港から指示だしする灰原。という連携がみていてかっこいい！
ちなみに灰原は沖矢＝赤井を知らないので、電話口でコナンは「昴さん」と呼んでいます。灰原の江戸川くん、工藤くん、の呼び分けも尊敬するけど、コナンもまじですごい。
いつまでたっても慣れない博士と平次はダメダメや（笑）
それから、犯人を追い詰めるシーンでは、名古屋にいる赤井秀一と羽田秀吉、神奈川にいるFBI、東京(？)にいるコナンとリモートで協力して犯人を捕まえようとします。
コナンが始まったころなんて、折り畳みもできないアンテナを伸ばすタイプの携帯だったのに、いまやスマホ。しかもグループ通話までしちゃうんだから時代の変化はすごい（笑）
最後に、この映画を見てたら男女問わず誰かに「この人かっこいい」という感情を抱くはず。それくらいみんなかっこいいし、もはやかっこいいの大渋滞（笑）
いま、ちなみに私はだれだれですって書こうと思ったけど、書けなかったよ！だって選べないんだもん（笑）
アニメのキャラにかっこいいという感情を抱くなんて思ってもなかったのにコナンはもうみんなかっこよくて困惑しますヨ。ぜひ！
こんな感じかな個人的見どころ。
伝われ～
まとめ
金曜ロードショーが終わったら、ネタバレを含む内容の記事を上げようかなって思ってます。まだわからないけど。
誰かをはめたり引き込む力はないんだけど、「金曜ロードショーでやるなら、まあ見てみるか～」くらいは思ってくれたらいいなと思って書きました。
そういうわけだから見てみてね！
最後に公開が一年延期されたから(？)公式が全力の名古屋リスペクトと全力のおふざけを詰め込んだ予告編もご覧ください（笑）
では！
