もぴちゃんはオタク気質

オタクによるオタクのためのひとりごと

虹とそれはやっぱり君でした、について。前編

 

どうも、もぴちゃんです。

 

今回は初めての試み!

曲を勝手に深読み考察していきます〜!

 

はじめに

もぴちゃんは、RちゃんやPちゃんのように音楽の専門的知識はございません。

表現力も耳もただの凡人です。

ご了承ください〜〜

 

今回考察するのは2曲

「虹」とそれに対するアンサーソングの「それはやっぱり君でした」

どちらも二宮くんのソロ曲です。

特大ボリュームになるので前後編に分けて。(笑) 

 

 

それでは、まず前編、今回の楽曲はこちら。

 

「虹」(2007年)

作詞:二宮和也

作曲:多田慎也

 

‎嵐の"虹"をApple Musicで

 

イントロ

ピアノの音で始まりますね。

私の耳がどれくらいあってるか知らんけど、昔実家のピアノで耳コピしてみたときは、

黒鍵ばっかり引いてた記憶(笑)

ライブ映像とかだと、音源よりもより切ない感じが表現されていて、

あまり分厚くない音がします。

 

いつもそうよ。
拗ねるときみは。
私の大事な物を隠すでしょ。
その場所は決まって同じだから。
今日は先に行って待ってみるわ。 

 

「きみ」と「私」が、この曲の登場人物みたいです。

口調からわかるように、「私」が女性です。

 

そう、二宮くんが作詞したこの曲は、女性目線の曲になります。

その理由を

二宮くんは、実体験と思われたくなかった。

と話しています。

アイドル、、お仕事してます。

 

この「きみ」は拗ねるとどこかへ行ってしまうタイプですね。

あまり好みません(知らんがな)

「私」はもう「きみ」がいく場所が分かっているので、先に行って待ってみることにします。

 

ここからわかるのは、おそらく精神年齢が「私」(=彼女)の方が高く大人。

そして、「きみ」の行動が容易に予測できるくらい、長いお付き合いだと思われます。

 

季節達が夕日を連れて来て
影が私をみつけて延びる・・・。 

 

これは「きみ」が行くであろう場所で先に待っていた「私」のもとへ「きみ」が遅れてきた場面。

「私」を見つけてびっくりしている様子が書かれていると思います。

夕日、影が延びるのワードから、夕方を連想させて、拗ねた時刻は分かりませんが、なんとなく「私」のことを少し待たせた感じが出ていませんか?(知らんけど)

 

ビックリした顔で私をみつめては
急に口尖らせてプイっと外見るの。
ごめんね。と言うと
じゃあこっちに来てよと
ねぇ、ほら見て見て
影が重なった…。 

 

静かですがサビですね。

びっくりするのも当然、「私」が今日は先にそこで待っているのです。

なんで先にいるんだよ〜〜!と口を尖らせてまた拗ねる「きみ」(ちょっとめんどくさい男だなこいつ)

「私」は精神年齢が高く大人なので、こちらから「ごめんね」としっかり言うんです。いいこ!

 

それに対して、「じゃあこっちに来てよ」と言うきみ。

不器用さ丸出しすぎません?可愛い。

 

影が重なった、はそのままですね。

夕刻ですでに影が延びるの描写がされているので、

おそらく伸びた2つの影が一つになる感じだと思います。

 

2番

 

傘がぶつかり真っ直ぐ歩けない。
そんな私を見て笑っているの。

 

ここから別日だと思われます。

傘がぶつかるほど、近くを歩いている二人は、その傘同士がぶつかって

上手く歩けません。

そんな「私」をみて「きみ」は笑っています。

ムカつくくらいラブラブですね???

 

私もやってみせてあげるの。
同じ様に口を尖らす・・・。

 

ここで「私」は拗ねた時の「きみ」の真似をして

口を尖らせます。

まっすぐ歩けていないことを笑われて、拗ねたふりをしている感じでしょうか?可愛い。

ここでなんとなくですが、もぴちゃんは2番で「きみ」が少し大人になっている感じがしています。(「私」の方がまだまだ大人)

 

優しく笑うきみが
この時間が空間が
泣きたくなるくらい
一番大事なものだよ。 

 

こちら2番のサビですね。

これは「私」の心情です。口に出して言ったのかは分かりませんが、

「私」はとても素直に気持ちを表現出来る子であることがわかります。

「きみ」と一緒に過ごす時間が、1番大切なものであることを自分の中でもきちんと理解しています(大人!)

 

わざと尖らせてる
私にごめんねの返事を待たずに
優しくキスしたの・・・。

 

わざと口を尖らせ拗ねたフリをしている「私」に「きみ」は

歌詞にはないけど「ごめんね」と謝っていたようです。

ここでも大人になっていることを感じます!!

 

でもそのごめんね、に「私」が返事、おそらく「じゃあこっちに来て」を

言う前に、「私」に仲直りのキスをしたんだと思います。

 

ここで1番の「影が重なった」が駆け寄ってハグをした感じではなくて、

おそらく仲直りのキスだったのでは?と言う推測ができます。

 

くっそ〜〜ラブラブすぎる!

 

ここで音だけで雨を表現していると思われる音が

間奏に流れます。

この雨のボリュームの感じで、おそらくここで別日に日が跨いでいるのでは、と

推測しました。

 

これからはちょっとくらいの我が儘。
言ってもいいよ。
でも私にだけよ。 

 

こちらCメロ

「きみ」にこれからは我が儘を少しならと許しています。

そして「私にだけ」

 

これから、というところに、ここで何か区切りがあったことがわかります。

 

面倒くさいからって
素直じゃないんだから
何で言えないのかな?
好きだよ。
一言よ? 

 

そして最後のサビ。

なかなか自分の気持ちを素直に言葉にしてくれない「きみ」に対して

「私」は、なんでたった一言が言えないのかな?と思っています。

まだここでも「私」の方が大人な感じがしますね。

 

たまには聞きたいな。
今日は私と君が
名字を重ねた日。
愛が芽吹いた日。 

 

たまには素直な気持ちを聞きたい、と思っています。

なかなか不器用な感じは変わっていなそうです。

 

そう名字を重ねた日からわかるように、

この日は結婚記念日です。

 

入籍をした日なのか、結婚何年目かなのかわかりませんが、

おそらく「これからはちょっとくらいの我が儘」の箇所の

「これから」という何かしらの区切りがあったこと、

そして、「私にだけ」というところで、

このタイミングで結婚したことが推測できます。

 

そんな日くらい、好きだよくらい言ってくれてもいいのになあ、と思っているわけです。

 

お気づきですかね?「きみ」ではなく「君」なんです。変換ミスではありません。

 

おそらく数々の考察ブログで、「きみ」と「君」は同一人物か否かという

考察がなされていると思います。

二宮くんはインタビューでこの曲のテーマを「きみを忘れる旅」としています。

 

当初私は、あの口を尖らせてた若干めんどくさい「きみ」とはお別れして、

「君」という不器用だけど少し大人な新しいパートナーと結婚したのかな〜と思って、

意外と淡白な人やなって思ってました。

 

ですが、今の私は「きみ」と「君」は同一人物だとも別人だとも解釈できるので

その辺は分けて考察していきたいと思います。

 

まずは同一人物である、と仮定して考察を進めていきます。

 

言うなれば「彼氏」が「旦那」になったように「きみ」が「君」になったという解釈です。

 

ここのところは、二宮くんからも明言されていませんし、彼の作詞スタイルは、

聞き手に捉え方を委ねる、いわゆる正解はないものだと思うので、私なりの解釈になります。

 

 

別人である場合、これはおそらく「きみ」のことを好きなまま、

なんらかの事情で「君」と結婚したのでは?と推測します。

こんなに「きみ」のことを好きで、曲のこんな後半まで

気持ちをつらつら書いて、泣きたくなるくらい大事なものと言っているので

ここで「君」とも恋愛をした恋愛結婚とは考えにくいかな、、と。 

 

la…la…la… 

 

ここのフレーズは何を意味しているのか

深く考えれば考えるほど分からなくなっていきます

 

この時点で強いていえば、ここまでの前半が回想であったかも?という感じです。

 

虹がキレイだよ。
いや、お前の方が…
テレはじめるきみに。

ありがとう。ありがとう。 

 

ここは、男女パートどちらもあると考えられていますが、私としては会話に聞こえたので、

 

虹がキレイだよ、と言ったのが「私」

いやお前の方が、と言ったのが「君」(「きみ」)

テレはじめるきみに、で問題がやってきます。

 

まず、「きみ」と「君」が同一人物であると仮定した場合

 

 

これはどっちだ!?

 

考察するまでは、なんとなく、普段素直になれない「君」がそんなことを

言うもんだから「私」がテレたのかと思っていましたが、

直前で「私」は「お前」と呼ばれているので、

そんな台詞を言った彼が自分で勝手にテレて、私が「ありがとう」と言っているのかな〜と思いました。

「私」ちょっと大人だし!

 

でも、ここのきみが再び「きみ」表記なのが気になるので、

これはもしかしたら結婚する前に唯一「きみ」が自分の気持ちを

表してくれた「私」にとって思い出のシーンなのでは??と思っています。プロポーズ的な。

 

そう考えると、言った本人がテレていて、「私」がありがとう、と言っているのも

なんとなく見えますし、

そうすると、深く考えると分からなかった「la…la…la… 」のところで

婚姻関係前、つまりCメロ前の回想になっているようにもとれます。

 

もう今(名字を重ねた日の後)は素直に気持ちを言ってくれないので、

この時の虹を見ていた時間が「私」の中ではかけがえのない思い出になっているのではないでしょうか。

そうなるとこの解釈は「きみ」と「君」が同一人物ということになりますね。

 

 

 「きみ」と「君」が別人であると考えた場合

 

そうすると、

テーマとなんとなく一致するするんです。

 

それは「きみを忘れる旅」。

 

これが「私」と「きみ」のラストシーンだとしたら?

最後にも「いやお前の方が」しか言えないんです。

それでも好き同士、ここでお別れです。

今までの感謝も込めての「ありがとう」だとしたら、

急にありがとうが切なく感じますよね?

 

 

テーマにより合うのは、別人だった場合ですが、これが

「それはやっぱり君でした。」というアンサーソングが出てくることで

また若干解釈が変わってきます。

 

きみと君を別の人物と解釈していると、

単純に元恋人を忘れる旅だと思っていたのですが、

同一人物だとするとちょっと話は変わってきますね。

 

この解釈でいくと、婚前の「きみ」を忘れるのか?

とも思うんですが、これが後編に続く一つの伏線と思っておいていただけたらと

思います。

 

 

では